水都大阪の代表的な橋をご紹介(肥後橋~北浜)

よく水都大阪と言われますが、実際に住んでいるとイマイチ実感が湧かないもの。

でも、大阪オフィスのある肥後橋界隈も、実は大きな川のすぐそばで、水都大阪を代表する風景を見ることができます。今日は肥後橋→北浜間にある橋をいくつかご紹介します。

 

まずは、大阪オフィスのすぐそば、土佐堀川にかかる「肥後橋(ひごばし)」。

北行きのみ5車線の「四ツ橋筋」と、土佐堀通りの交差点でもあります。

「肥後橋」のすぐ東側にあるのが、「錦橋(にしきばし)」。

何度も架け替えられてすっかり現代的な橋になってしまった「肥後橋」とは対照的で、歩行者のみ利用可能な趣あるアーチ橋で、橋上はタイルでデザインされたギャラリーになっています。鳩さんの憩いの場にも。

土佐堀川沿いにさらに東に歩くと、明治36年ベルギー国立銀行をモデルに建設された日本銀行大阪支店旧館が見えてきます。右奥にチラッと見えるのは大阪市庁舎。

そして見えてきたのが、大阪で一番有名な橋「淀屋橋(よどやばし)」。

南行きのみ6車線、大阪の大動脈である「御堂筋」に架かっています。橋上を一日に7万人が渡り、6万台の車が通るとか。

そんなヘビーユーズされる橋でありながら、セーヌ川を参考に造られたアーチ橋で、細部をよく見るとすごくデザインにこだわって建造されたことがうかがい知れます。

淀屋橋を通り過ぎて、大阪市庁舎横の「みおつくしプロムナード」(現在、夜は「大阪・光の饗宴」でライトアップ中!)を通り過ぎると、大阪市立中之島図書館、大阪市中央公会堂、と、すてきなレトロ建築が続きます。

 

今はなくなってしまいましたが、この中央公会堂の地下に「中之島倶楽部」というレトロな食堂があって、そこのオムライスが最高だったんですよね。。。復活してほしーー!

 

 

さて、そろそろ今日の終点となる「難波橋(なにわばし)」が見えてきました。

北行きのみ5車線の堺筋に架かっています。

数ある大阪の橋の中で、私の一番のお気に入りの橋でもあります。

明治9年の建造でありながら、市章(澪標~みおつくし)を組み込んだ高欄や照明灯が、とってもお洒落。夜がまた、雰囲気がいいんですよ。

橋の四隈の親柱の上では、阿と吽それぞれ2体のライオン像が難波橋を守っており、別名「ライオン橋」とも呼ばれています。

今日のゴールは、大阪証券取引所ビルの五代友厚像。朝ドラでディーン・フジオカさんが演じたあの人ですね。今でも聖地巡礼するお姉様方をお見かけすることがあります。

このまま東に歩くと、大阪の春の風物詩「造幣局桜の通り抜け」や夏の風物詩「天神祭」で有名な「天神橋(てんじんばし)」があるのですが、それはまた別の機会に。。。

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